ポリープ百科事典

器官別ポリープ

直腸ポリープ

直腸ポリープは、直腸の粘膜上皮に発生する出来物で、茸状に茎のある有茎性のものと、無茎性のものがあります。直腸ポリープが出来る原因は、大腸がんや直腸がんの原因と同じく、動物性脂肪やタンパク質を過剰摂取している事が原因と考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

直腸ポリープの症状は、肛門に近い場所に出来た場合では、肛門付近の不快感やポリープの脱肛が起きる場合もありますが、多くの場合は自覚症状はありません。直腸ポリープが発見されるのは、健康診断で内視鏡検査を行うことで、発見される事が多いです。

直腸ポリープは、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープがあり、腫瘍性のものは腺管腺腫や腺管絨毛腺腫などがあります。腺腫性ポリープの場合、腺腫の大きさが20mm以上の場合は、悪性化腫瘍に変化している可能性が高く、特に、絨毛腺腫は悪性化しやすいとされています。

腫瘍が大きくなっている場合や、癌化している場合は、血便が起きることも多く、ポリープと潰瘍の形成が同時に見られると、癌化している可能性が高いと言われています。直腸ポリープの状態で、発見、切除してしまうのが理想ですが、自覚症状がないので、発見が遅れやすく、定期的な健康診断を受けるのが、望ましいです。

一般的な直腸ポリープの治療は、全てのポリープを取り除く事です。直腸ポリープは、放っておくと癌化する可能性があるので、数が多い場合や、ポリープが肥大化してしまっている場合は、直腸ごと切除する事もあります。

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