ポリープ百科事典

出来やすいポリープ

胆嚢のポリープ

胆嚢ポリープは、胆嚢の周囲の粘膜面にできる、粘膜の盛り上がりを言います。検診や人間ドックによって発見率が高まっており、ほとんどが良性の腫瘍ですが、大きくなると悪性腫瘍になる可能性が高く、早めの切除が重要です。

胆嚢ポリープには、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープの2つに大きく分ける事が出来ます。腫瘍性のポリープの場合、粘膜の細胞が異常増殖して発生します。

腫瘍性のポリープには、良性腫瘍と悪性腫瘍があり、良性と悪性に分かれる原因はわかっていません。非腫瘍性のポリープは、コレステロールポリープといい、胆汁に含まれるコレステロールが胆嚢粘膜に沈着して発生します。

ただし、血中や胆汁中のコレステロール濃度が高いと、コレステロールポリープができるというわけではなく、原因ははっきりとは分かっていません。胆嚢ポリープは、ほとんど自覚症状がありませんが、できた場所や大きさによっては腹痛を引き起こしたり、不快感を伴う場合もあります。

腹痛は胆嚢ポリープが原因である事はあまりなく、胆石や胆嚢炎などが起こっている確率の方が高いです。胆嚢ポリープが発見されても、良性腫瘍の可能性アがある為、大きくなるのか経過を観察して様子を見ます。

胆嚢ポリープが過剰に大きくなったり、成長が速い場合は、ポリープの悪性化が否定できないので、胆嚢摘出手術を行います。

胆のうは消化に必要な胆汁を濃縮する働きがありま すが、胆汁を分泌するのは肝臓なので切除しても大きな問題はありません。ただ、消化不良を起こしやすくなります。

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